絶対に覚えておかなければならない “グリップ&アドレス”を石井プロに教えてもらい、ようやく球を打つことに。気持ちよく思いっきり飛ばそうと意気込んだが、空振りしたり、全然飛ばなかったり…。そんな姿を見た石井プロからの「打ち始めは、腰から腰までのハーフスイングで十分!」というアドバイスが…。

【前回までのあらすじ】
第1回/まずは練習場に行ってみよう!

http://golflife.alba.co.jp/beginner/765

第2回/グリップをおろそかにする人に成長なし!

http://golflife.alba.co.jp/beginner/934/

第3回/たかが立ち方と侮るなかれ!ゴルフはアドレスが命

http://golflife.alba.co.jp/beginner/1014/

取材協力:エースゴルフクラブジャパンゴルフスクール

腰から腰のスイングが“ショットの基本”

石井『どうです?最初はフルスイングしても上手く打てないでしょう?』

「全然当たらない…どうしたらいいでしょう」

石井『初めのうちは、腰から腰までのハーフスイングから始めましょう。自分の目線で見える位置までなら、スイングを管理しやすいですから』

「腰から腰ですか。それくらいの振り幅だったら当たるかも!!」

①

石井『ハーフスイングは、全てのショットの基本です。ポイントは“手元は常に体の正面をキープ”。スイング中は手元と体の関係を変えないのが鉄則です』

②

石井『手元と体の関係を変えないまま、体全体を捻っていきます。下半身はアドレス時の状態をなるべくキープしてください。手元が腰の高さまで上がったら、体を捻り戻してボールを払い打ちます。そのままボールの飛球線方向に体を回していきましょう』

③

“手元と体の同調”でスイングの再現性が生まれる

「ん~、手元は常の体の正面か~…。腕の力でクラブを振り回すほうが簡単じゃないですか?」

石井では実際に私が腕で振り回してみましょう(ブン) 見てみてどうですか?

「すごくカッコ悪いし、窮屈そうに見える…。こんなスイングしたくないです!」

④

石井『“手元が常に体の正面”が重要な理由は、ゴルフは“スイングの再現性”が最も大事だからです。腕や手の力だけで振ると、打つたびに力加減や振り方が変わってしまい、ショットが安定しないんです。そのままゴルフを続けてスイングが固まってしまったら、一生上手くなりませんよ!!』

「じゃあ、初心者が通る登竜門ってことですね?」

石井『いえ、実は多くのアマチュアは力いっぱい腕で振っているんです。グリップ、アドレスも同様ですが、ゴルフを始めてからの成長速度はこの段階で決まるといっても過言ではありません』

「え…じゃあいつまでも“100を切れない”って嘆いているあの先輩も腕だけで振っているってことですか?」

石井『おそらく、そうでしょうね』

「(先輩を出し抜くチャンス、キター!!)石井プロ、ポイントを教えてください!!」

石井『特に右腰の高さまでクラブを上げたあとに、注意が必要です。慣れてくると打ち急いでしまうんですね。このポジションで、手元が体の正面にあるか確認しつつ、右ワキをしっかり締めて、体を捻り戻していきましょう』

⑤

石井『もうひとつのポイントは、スイング中に体を起こさないことです。アドレス時に作った前傾角度をスイング中もキープしてください。空振りしている人もココに気をつければボールに当たるようになりますよ』

前傾

「よ~し、なんか当たるようになってきたゾ~。石井プロ、ありがとうございます」

石井『やる気で出てきたみたいですね。ここまで出来れば、ひとまずスイングの基本は大丈夫なのですが、もうひとつアドバイスを授けましょう!』

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