実際にクラブを握ってみよう

石井『では実際にクラブを握ってみましょうか。ゴルフのグリップの型はひとつではありませんが、今回は“これだけは覚えておいて欲しい!”という基本をお教えしましょう。グリップは力みすぎても、緩みすぎてもダメ。しっかりホールドできる型が理想です。』

【まずは左手の握り方】

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①グリップが人差し指の第1関節と小指の付け根の上に来るようにセット
②人差し指~小指をグリップに巻きつける
③親指の付け根をグリップに押し当てるようにして握りこむ

石井『左手を握る際のポイントは、指先でグリップを包み込むように握ること。そうすると力を入れなくてもしっかりホールドできます。逆に手のヒラで握りこむと余計な力みが出てしまいます。』

【次に右手の握り方】

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④グリップに右中指、薬指の付け根部分をあてがう
⑤中指と薬指の2本の指を絡めるように握っていく。親指はグリップの上には乗せず、人差し指は引き金を引く形を作ってグリップに引っ掛ける
⑥そのまま右手のヒラの付け根あたりで左手の親指を包み込むように握り、右手小指を左手の人差し指と薬指の間に差し込めば完成

石井『右手のポイントは人差し指。ピストルの引き金を引く時のように、カギ型に曲げて引っ掛ける要領で握りましょう。そうすることで右手とクラブが密着しスイング中にグラグラ動かない、しっかりとホールドできた型を作れます。右手の小指のかけ方は3種類ありますが、初心者はより両手の一体感を作れるように、人差し指を絡めるように握る“インターロッキンググリップ”がいいでしょう!』

【右手の小指のかけ方は3種類】

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石井『インターロッキンググリップ(中)のほかにも、右手の小指を左手人差し指の上に掛けるオーバーラッピンググリップ(左)が一般的です。また野球のバットと同じような握り方のベースボールグリップ(右)もありますが、これはどうしても右に曲がるのが止まらない時の処方箋として使われることがあります。

(左)オーバーラッピンググリップ
右手の小指(右利きの場合)を左手の人差し指と中指の間に重ねるクラブの握り方

(中)インターロッキンググリップ
右手の小指と左手の人差し指を絡める握り方

(右)ベースボールグリップ(テンフィンガーグリップ)
右手の小指を、左手の人差し指と絡めたり、重ねたりしないグリップ。野球のバットと同じ持ち方

グリップの作り方まとめ

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石井『左手の握り方、右手の握り方をしっかり覚えることができたら、スムーズにグリップできるようになります。“左腕をダラ~ンと垂らして拳を握り込み、左手の親指と人差し指の間にできる線が右ワキを向くようにセット。右手を左手のヒラに合わせるように持っていって握りこむ”という流れを毎回自然に、かつ正しくできるようになることが大切です。ゴルフを始めたばかりの頃は、練習場でも打つ前に必ず正しくグリップできているかをチェックしましょう!』

ちなみに・・・

石井『ここまで話したようにグリップはゴルフのはじめの一歩です。ここでつまづくとすべてがうまくいかなくなります。うまくなりたいのであれば、家でリラックスしているときにも、太いマジックなどを活用してグリップの型を体に叩き込むようにしてください。』

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石井『グリップと同じ太さの握れるものなら何でもOK!“ながら”チェックでグリップを覚えましょう』

「握り方って重要なんだな~。でももうコレでグリップを覚えたから、球を打ってもいいですよね。(とりあえず早く打ちたい~)」

石井『わかりました。グリップも覚えたことですし、早速打席に立ってみましょう!しか~し、実際に打つ前にもう一つ重要なことを教えなければなりません。それはボールを打つ時の立ち方=アドレスです』

「え!立ち方にもこだわらないといけないの?」

続く。。。

次回は『ショットの8割がここで決まる!“アドレス”ってなんだ?』