「日本専用モデル」この言葉に対して、どう感じますか?最近よく使われるグローバル化という言葉とは、ある意味真逆な感じもします。今、多くの工業製品がグローバル化の流れを受けています。メーカー側の立場からすれば、地域ごとに多くのモデルを開発・生産する必要がないので、大幅なコストダウンも図れ、メリットも多いのです。ゴルフクラブもこうしたグローバル化が進んでいて、多くのモデルが世界基準で売られています。

しかし、そうした流れとは逆行するように、日本専用モデルも存在しているのも事実。ゼクシオなどは、ほぼ日本専用モデルで非常に高い人気を得ています。

なぜ、高い人気を誇るのでしょうか? それは、日本人のニーズを吸い上げ、日本人好みに合わせて企画・開発・生産されているからです。しかし、グローバル化という聞こえのいい言葉の裏では 、売れるマーケットを中心に企画・開発がされ、売れないマーケットには、ニーズに合わない商品が導入されることもあるのです。

こうしたグローバル化による弊害は、クルマでも多く見受けられるのです。世界での自動車販売台数は、北米と中国がナンバー1を争っています。そうなると、北米と中国のニーズを聞き企画・開発が進み、マーケットの小さい日本のニーズの優先順位が下がり、クルマに反映されません。そうしたクルマを日本に持ってきても、当然売れないのです。今回紹介するスバル レヴォーグは、そうした反省から生まれた「日本専用モデル」なのです。

文/大岡智彦(CORISM) 写真/古宮幸宜 モデル/麻倉みな 撮影協力:ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎 衣装協力:BEAMS GOLF

レガシィの日本専用後継モデルとして

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スバルは、レガシィ ツーリングワゴンで一世を風靡しました。ワゴン車ブームを巻き起こした歴史に残るモデルです。しかし、スバルはグローバル化の波に取り込まれ、5台目レガシィシリーズからボディを大幅に拡大していく方向性に舵を切ります。これは、北米での人気上昇に合わせ、北米のニーズを色濃く反映させたからです。6代目レガシィシリーズに至っては、ほぼ日本マーケットを無視した大型なサイズとなりました。結果、北米では人気モデルとなるものの、日本では大きすぎるということもあり、あまり売れないモデルとなったのです。

そうなると困るのが、旧レガシィ ツーリングワゴンに乗っていた顧客です。ワゴン車ブームを終わり、多くの自動車メーカーがワゴン車から撤退。レガシィは、日本で使うには大きすぎるので乗り換えるクルマが無いのです。そうした日本特有の問題を解決するために投入されたのがスバル レヴォーグなのです。

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レヴォーグは、そうしたグローバル化の弊害を無くしたモデルなので、日本マーケットのニーズをキッチリと反映しています。レヴォーグの全幅は1,780㎜。都市部に多い立体駐車場の全幅制限が1,800㎜。1,800㎜以上だと、車庫証明が取れず購入できないという顧客が出てしまいます。道幅も狭い日本なので、全幅が1,800㎜を超えてくると、使い勝手が悪くなる傾向にあります。

ハイオクに頼らない エンジンも日本仕様

レヴォーグには、新開発された1.6L水平対向4気筒直噴ターボエンジンが搭載されています。ダウンサイジングターボエンジンで、出力は170ps&250Nm。わずか1,800回転で250Nmというトルクを発揮するので、1.6Lながら力強い走りが可能です。よりパワフルなモデルが欲しいというのであれば、300ps&400Nmを誇る2.0Lターボも用意されていますが、こちらはハイオク仕様になります。

スバルは、なんとこの1.6Lエンジンを、日本専用として開発したのです。欧州車に多いダウンサイジングターボエンジンは、ほぼ使用燃料がハイオク仕様になっています。しかし、レヴォーグはレギュラーガソリン使用。これは、日本のガソリン事情によるものです。欧州のレギュラーガソリンに相当する燃料は、日本のハイオクに近いため、輸入車の多くがハイオク仕様になっているのです。ハイオクを使うとガソリン代が10円/Lほど高価になります。ランニングコストに敏感な日本では、レギュラーガソリンでないと売れないため、レヴォーグはレギュラーガソリン仕様として開発されたのです。

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実は、ハイオクを使ったほうが、パワーも燃費も比較的容易に上げられるのですが、あえてレヴォーグは日本マーケットでの要望を重視し難しい技術にチャレンジしたのです。その結果、17.6㎞/Lもしくは16.0㎞/Lという燃費を達成。エコカー減税にも対応しています。強いて言うのであれば、1.6Lという排気量が微妙なところでしょうか。100㏄ほど減らして1.5Lにしてくれれば、自動車税が39,500円から34,500円に安くなるからです。

ちなみに、同じ日本メーカーでもあるトヨタにもこうしたダウンサイジングターボエンジンが存在しますが、基本的に欧州で使うことが想定されたものです。そのため、国内モデルに搭載されていても、残念ながらハイオク仕様のままなのです。トヨタでさえ、こうしたグローバル化の波に流されているのを考えると、いかにスバルが日本マーケット向けに真面目にレヴォーグを開発したかが分かると思います。

ゴルカノ's voice

 

 

 

Model:麻倉みな ベストスコアは93!アスリート系美女ゴルファー

GLC3度目登場のみなちゃん。雨もあがって笑顔 @スバル レヴォーグ

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7:30 着替えもバッチリでゴルフ場到着 ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎

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8:00 スタート前 心配だった雨も大丈夫そう

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8:30 スタートティ 練習も済ませて今日はOUTコースから

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