文/大岡智彦(CORISM) 写真/古宮幸宜 モデル/新井まる 撮影協力:エヴァンタイユゴルフクラブ 衣装協力:キャロウェイアパレル シューズ:フットジョイ

通称“カブト虫”唯一無二のデザイン

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ゴルフギアを選ぶ時、一般的に飛距離やシャフトと自分のスイングとのマッチングといった主に機能で選ぶことが多いかと思います。スコアを競うゴルフというスポーツだけに、それは当然のことでしょう。

しかし、近年ではデザイン性もギアをチョイスする際の大きな要素の一つとなっています。最新クラブでは青と黄色のカラーリングが特徴のナイキ ヴェイパー フライシリーズなどがデザイン性を主張しています。当然、クルマ選びもデザインが重要です。今回紹介するクルマは、フォルクスワーゲン ザ・ビートル。3ドアハッチバックというボディ形状のクルマなので、多くの荷物を積むゴルファー向けのクルマではありません。しかし、ゴルフクラブと同様、デザインにこだわる人には、たまらなく魅力的な1台なのです。

このザ・ビートル、今ではそれほど多く売れているクルマではありませんが、未だ多くの人がフォルクスワーゲンといえばビートルを連想してしまうほど有名な車種でもあります。とくに、40歳代より上の年配者はとくにそういうイメージが強いかもしれません。

初代ビートルは、フォルクスワーゲンの原点ともいえるクルマで、1938年から2003年の生産終了まで66年間にわたり世界中で 2,150 万台以上が販売されています。半世紀以上に渡り、全世界で高い人気を得たモデルということになります。日本では「カブト虫」という愛称で人気でした。

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その後、この初代ビートルを現代風にアレンジした「ニュー・ビートル」が登場。レトロブームを巻き起こすきっかけとなったクルマになりました。そして、最新のビートルが3代目となるこの「ザ・ビートル」ということになります。ゴルフクラブやファッションにこだわるゴルファーにとって、自分らしさを表現できる数少ないクルマと言えるでしょう。

ザ・ビートルのデザインは、初代ビートルのカブト虫風デザインを継承しています。初代ビートルのデザインを受け継いだフェンダーまわりのデザイン。ルーフ後端から急激にバンパーへ流れ落ちる独特のルーフラインも健在です。

3代目ザ・ビートルは、やや女性的な雰囲気をもった2代目に対して、男性的な雰囲気を強めています。例えば、パンと張った前後のフェンダーは、力強い筋肉を連想させます。また、ボディサイドに入れられたシャープなキャラクターラインは、スポーティな躍動感を感じさせます。

こうしたデザインのユニーク性は際立っています。ゴルフ場の駐車場にどんなクルマが多いかというと、高級車はメルセデス・ベンツやBMW、クラウンなどのセダン系。小型車では、プリウスが多い傾向になります。多くの荷物を積載し長距離を移動しなくてはいけないゴルファーにとっては、良くも悪くも保守的で、実用面を重視したクルマが中心です。

そんなクルマの群れに、ザ・ビートルが1台。完全に異質なものが紛れ込んだ印象が強く、多くの人がザ・ビートルに注目します。1千万円を超えるような高級車の集団の中でも、234万円からという安価な価格のザ・ビートルが際立って圧倒的な存在感を放つことができるのですから、歴史的なモデルのデザイン力はさすがです。もちろん、そんなザ・ビートルから降りてくるオーナーは、ファッションはもちろん、キャディバッグに至るまで、多くの人にチェックされるので注目の的となる覚悟は必要でしょう。

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Model:新井まる アート専門webマガジンの代表も務めるアクティブゴルファー

8:00  かわいいビートルはカノジョのクルマ @エヴァンタイユゴルフクラブ

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8:05 運転もカノジョにおねがい。今日は甘えちゃおうかなZzz

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9:15 ゴルフ場に無事到着…駐車大丈夫??(汗)

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