今では、ほとんど見ることが無くなったロングアイアン。アマチュアゴルファーにとって4番アイアンでさえ、キャディバッグに入っていると「おおっ」と叫ばれるくらいレアなクラブになりました。その代りに生み出されたのが、ユーティリティと呼ばれるクラブ。いわゆるFWウッドとアイアンの「クロスオーバー」ともいえます。今では、ユーティリティが当たり前のように、ほとんどのゴルファーが使っています。

異なるモノをかけ合わせて新たなものを生み出すクロスオーバーという手法は、自動車業界でもひとつのムーブメントを起こしています。例えば、道なき道を行くオフローダーに、乗用車の乗り心地や使い勝手、豪華な装備をクロスオーバーさせたモデルが、今ではSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)と呼ばれ高い人気を誇っています。直近では、こうしたSUVにさらにクーペをかけ合わせたモデルまであり、多様化が進んでいます。今回紹介するメルセデス・ベンツGLCは、オフローダー的というより、より乗用車的な要素を重視したSUVです。

文/大岡智彦(CORISM) 写真/古宮幸宜 モデル/森はづき 撮影協力:京カントリークラブ 衣装協力:ジュン&ロペ シューズ:フットジョイ

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メルセデス・ベンツは、多くのSUVをもつメーカーですが、ラインアップが分かりにくいこともあり、車名が整理されました。GLというSUVを示す記号の後に、A、C、E、Sという記号がプラスされます。この記号は、AクラスやCクラスなどのサイズを表しています。このGLCは、セダンやワゴンのCクラスと同等サイズのSUVということになります。

メルセデス・ベンツGLCのボディサイズは、全長4,670×全幅1,890×全高1,645㎜。全幅はかなりワイドですが、全高はやや低めといったスタイリングをもっています。フロントフェイスは、ひと目でメルセデス・ベンツと分かるもので、押し出しの強いグリルは、とても迫力があります。ボディサイドは、複雑なキャラクターラインが入れられ、SUVでありながらスポーティさをアピール。リヤまわりは、ドッシリとしたボリューム感あふれるデザインになっていて、SUVらしい安定感のあるフォルムとなっています。

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注目したいのは、ルーフライン。実際のルーフは、後席の頭上スペースを考慮し、後方に向けてそれほど下方に落としてはいません。しかし、Bピラーから後ろのサイドウインドウの形状を後方へいくほど下方へ落としていくデザインが施されています。こうすることで、実際のルーフを下げずに室内スペースを確保しながら、クーペのような流麗さもつサイドシルエットに見えるように上手く創り上げています。

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室内は、セダンやワゴンのCクラスと同様に、上質でスポーティさが魅力です。アイポイントが高いという点を除けば、Cクラスと同じ空間に仕上がっています。とくに、室内スペースは、先代モデルになるGLKと比べると、後席レッグルームが57mm拡大。ゆったりとしたスペースを確保しています

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Model:森はづき ゴルフはまだまだ初心者。デビューへ向けて勉強中?

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6:00 ゴルフ場へ移動中。スタートが早いからゴルフウェアで移動中 @GLC

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7:10 ゴルフ場到着 @京CC

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